しらひと
EOMONTH()関数を使えば、思いのままです
経理関係のExcelファイルで「翌月末」を入力したくなります。
でも、翌月末が30日なのか31日なのか考えると大変じゃない?
そこはExcelも想定された使い方なので、関数一つで実現できます。
EOMONTH() 関数を使う
EOMONTH(開始日, 月)の形で、開始日と月を入力します。
「開始日」には、基準となる日付を入力します。
「月」には、開始日から何ヶ月後であるかの数字を指定します。
EOMONTH(2021/5/8, 1) → 2021/6/30 |
2021/5/8 の 1ヶ月後の末日が得られます。翌月末はこれで得られます。 |
EOMONTH(2021/5/8, 2) → 2021/7/31 |
2021/5/8 の 2ヶ月後の末日が得られます。 |
面白いのは、「月」には0やマイナスの数字も入れて良いことです。
EOMONTH(2021/5/8, 0) → 2021/5/31 |
2021/5/8 の 0ヶ月後の末日が得られます。つまり当月末が得られます。 |
EOMONTH(2021/5/8, -1) → 2021/4/30 |
2021/5/8 の 1ヶ月前の末日が得られます。 |
もちろん、開始日も月もセル参照できます。
EOMONTH(A1, 1) |
A1セルにある日付の翌月末日が得られます。 |
「翌月25日」を得たい場合は、以下の記事を参照ください。
翌月末日じゃなくて、翌月25日が必要なとき、ありますよね。
Excelを何のために使うのか、を考えることも大切
Excelは関数を活用して効率化できますが、実は、そのファイルって何のために必要なんだっけ?と考えることのほうが重要だったりします。
「どう作るか」に加えて「何を作るか」も書かれていたこちらの本は、個人的にオススメでした。
リンク
コメント